ごあいさつ
かっぱ橋道具街のホームページをご覧頂きありがとうございます。
「かっぱ橋道具街」は浅草と上野の中間にある南北約800mの商店街です。大正の初めに新堀川(シンボリガワ)という江戸時代に作られた川の両岸に古道具を商う人たちが店を出したことが発祥とされています。新堀川は大正12年の関東大震災の後に暗渠化され、その上を昭和44年まで都電が走っておりました。この川に架かっていた合羽橋と菊屋橋の二つの橋は現在も交差点の名前として残っております。そして関東大震災後の復興と期を同じくして、この合羽橋周辺に菓子道具を扱う商店を中心に”食”に関連のある商店が集まり始めました。さらに戦後の昭和20年代以降はその時々の飲食業界のニーズに対応した、様々な業種の店舗が集積する個性的な専門商店街として発展してまいりました。現在は約170店舗が本ページ左側の業種別検索で表示される種々のジャンルの営業を行なっております。
人間の生活と深く関わる”食”はその国の文化でもあります。日本は伝統的な和食を中心として世界各国の料理が共存する世界に誇るべき豊かな食文化を形成しております。そして日本の外食産業元年といわれる昭和45年以降、急速な成長期を経て成熟期に入った近年では、日本食は世界で高い評価を受け国際的に広く認知されております。”食”の専門商店街である「かっぱ橋道具街」もこうした変化に対応しつつ、本来の役割である外食産業に関わるサプライヤーとして、お客様の様々なご要望にお応えするよう努めて参りたいと存じます。
「かっぱ橋道具街」ではテレビ・新聞・雑誌・インターネット等を通じて多くの広報活動・情報発信活動を行っておりますが、中でも10月9日(道具の日)をはさんで毎年開催される「かっぱ橋道具まつり」は、商店街最大の謝恩イベントとして来街のお客様に大変ご好評をいただいております。また商店街中央では、黄金の「かっぱ河太郎像」が空を仰いでお客様の商売繁盛を祈願しております。良い品物、豊富な品揃え、的確な専門情報、等々、皆様にご満足いただける”食”の専門店の集まる「かっぱ橋道具街」に是非お越し下さい。
東京合羽橋商店街振興組合
理 事 長 本 健太郎